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「わかりました」>「あんまりわかってません」の間接的な用法


by ayamem
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日本語入力の仕組み

SCIMスレ56氏の発言を元にまとめてみた

KDEのログインマネージャであるKDM。
こいつの起動シーケンスを追ってみる。
なお、uim-xim、anthyの組合せを想定し記述する。

〈1〉
ログイン画面にて、/etc/kde3/kdm/以下の設定に従い「フォント、メッセージ、壁紙、ユーザ名の表示/非表示、パスワード要求」を設定している。

自分は/etc/kde3/kdm/kdmrcの
 AutoLoginEnable=false 項目をtrue、
 AutoLoginUser=warren  項目を自動ログインさせたいユーザ名に書き換え
など設定したりする。

〈2〉
んで/etc/kde3/kdm/Xsession
こいつはログイン成功後の流れが書かれている。
概略は以下
1、シェルの種類が bash/zsh/tcsh/その他?
  それにより読み込む設定ファイルが変わる
2、bashであれば~/.bash_profile、~/.bash_login、~/.profileの順にファイルを読んでいく。
3、/etc/xprofile、~/.xprofileの順にファイルを読んでいく
4、シェルが設定されていなければエラーを表示する

〈3〉
というわけで3番の/etc/xprofileに設定を書くと全ユーザに一度に設定出来ることになる。

/etc/xprofileに以下記入
 export XMODIFIERS=@im=uim-anthy
 export GTK_IM_MODULE=uim-anthy
 exec /usr/bin/uim-xim &

〈4〉
Xを再起動、ログインすることでuim-ximプロセスが起動しているのを確認できるはずだ。
Ctrl+Spaceキーで漢字変換できる。
他のFEPにも応用が効くのでは。
by ayamem | 2005-01-06 22:21